【読書メモ】人生の目的(五木寛之)



(再読)

○人生の目的は、「自分の人生の目的」「自分だけの生きる意味」を探すこと。

○人間というものは思うとおりにならないもの。この世に生まれた瞬間から不自由なものを背負って生まれてくる。

○自信を失いとことん無力感におしひしがれた人間が「他力」の光を感じることができたならば「自信」とは別の人間らしい姿勢が生まれる。

○「あ~ぁ 寝るより楽はなかりけり。うき世のばかが起きて働く」

○アウシュビッツ強制収容所から生還したフランクルの『夜と霧』によれば、ちょっとした生活の片隅に転がっているようなちいさなことも人間の生命力を支えていることを教えてくれる。

○子どもに親孝行は期待してはいけない。子どもは6歳から7歳までに十分親孝行をしてくれている。子どもによって親は喜びを与えられ、育てられ、生かされてきた。

○幸福に対して私たちは貪欲すぎる。今与えられているものだけで感謝して満足することが必要。それは単にモノだけでなく、内面的な精神の部分についても言える。自分の足で歩けること、自分の耳で聞くことができること、当たり前と思わず、心から感謝してそのことだけでも幸せだと思わなければいけない。足るを知ること「知足」の考え方を持つ。

○生きていくうえで大きな力を持つものは、日々の生活のなかのつつましい喜び、過去の貴重な思い出。

○「あなたもいつか、これという理由もないのに、なんとも言えない心が萎えるような、そういう重いものを体の奥に感じるときがあるものだよ。そういうものは<ハン>というのよ。そういうときには、それをはね返そうと無理に、がんばれ、がんばれ、と肩肘をはってやってもしょうがない。自分はだめだと弱気になったり、不安になったりするのもやめなさい。そういうときはハンの重さを背負ったまま、しゃがみこんで、肩を落として、はーっ、胸の奥から大きなため息をつくといいんだよ。そうすると一瞬ではあるけれども、ハンの重さという、肩の上に鉛の板のようにのしかかってくる不思議な心の萎えるような重さが、ほんのちょっとふっと軽くなるような気がするものなんだ。はーっと大きなため息をつくことで、ハンの重さがちょっと軽くなる。そうしたら、そこでもういっぺん立ち上がって歩いていけばいいじゃないか。」


※本記事は、以前運営していたブログ(books in life ~知識の倉庫~)で掲載した記事の内容を一部加筆修正したものです。

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