ブッダ率3割超えを目指そう【書評】日常生活に仏になる方法




仏になる?
なにを突拍子もないことを、と思った方は多いのではないだろうか。自分もそう思いながらも、仏のように達観して人生を生きれたらどんなに生きやすいかと思い、どうしたら仏になれるかと興味を持ったのも事実である。



■仏になるとは

本書でいう仏というのは、禁欲で苦しみに耐え抜き、悟れ、と言っているのではない。
この世に生きていることを味わいつつ、しかし、心は悟っているというのを理想にしている。

今風に言うならば、ゆるい悟り、ゆるい仏といったところだろうか。

本書でも「プチ悟り」といっている。

悟りのハードルを下げれば、日常はいたるところに悟りはある。人間関係にうんざりしたときにも「まあいいか」と吹っ切れれば、それはもう「悟り」なのだ。


■ブッダ率

「悟り度レベル」が低くても、「ブッダ率」が低くても、日常の'小さな悟りを積み重ねていくと見える世界が変わってくるという。

「悟り度レベル」「ブッダ率」。
著者らしいユニークでインパクトのあるキーワードであるが、これらを意識することで自ずと悟りを意識するから不思議である。

嫌なことがあっても、ブッダ率を少し上げるか、という気持ちになることで、それを受け入れたり吹っ切れたりできるかもしれない。

ブッダ率は100%でなくてもいい。それが本書の教えでもある。ただ、日常でブッダ率、悟りを意識しようということだ。

日常生活で起こるさまざまなことをブッダ率を上げるという視点でとらえ直すと、日常生活の意識の質が変わり認識力が変わってくる。


■ブッダ的呼吸法

本書では、具体的に仏になる方法がたくさん紹介されている。

中でも、すぐにでも実践できそうで即効性がありそうなのが呼吸法である。
脳と身体の連携がスムーズになり一体化する。さらに不安や苦しみに振り回されず、心の深い部分を落ち着かせることができる。まさに悟りである。

その方法であるが、本書で紹介されているのはこうだ。
1 鼻から3秒かけて息を吸う
2 息をへその下の丹田に落として2秒とめる
3 10~15秒かけて口から息を吐いていく

これを「軟酥の法」と組み合わせたら、より効果がでそうである。

軟酥の法とは、頭の上のバターのようなおいしいもの(軟酥)がとろけて、身体の各部に染み入っていくイメージで、身体の緊張をほどいていくことである。今でいう自律神経調整法のようなものだそうだ。



■仏壇アイテムの活用

もう一つ、興味深かった方法が、仏壇アイテムの活用だ。
仏壇アイテムとは、お鈴、ろうそく、線香である。

仏を目指す心を忘れかけたときに、仏の悟りを呼び戻してくれることいは最適というのだ。

さすがに机の上に置いておくのは、ちょっと抵抗があるが、インテリア用のかわいらしいものが、もしあればと置いてみたい気もする。


■さいごに

方法は人それぞれあると思うが、悟りを難しく考えずに日常生活で悟ろうとする心が大切である。それを積み重ねることで、苦しみや辛さに押しつぶされず、あるがままを直視して受け入れることができる心を持つことができるのではないかと思った。




■行動・意識しようと思ったこと

●日常生活のさまざまなことを仏になる方法としてとらえ直す
→「ブッダ率」「悟り度レベル」を意識

●心の執着を捨てる(こだわり過ぎない)
→中庸の道、吹っ切れ感

●呼吸法や軟酥の法を習慣化する
→心身のバランス、不安を取り除く

●子どもに引き継げるような精神的支柱を言語化していく
これまでの精神的支柱となったキーワード…無常、他力、万物斉同、中庸など

●仏壇アイテムの活用
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