【書評】子どもたちへおとなたちへ



子を持つ親として、子どもが悩んだときや、生きる力を失いかけたときに、そっと子どもの目に付くところに置いてあげたい本です。

渡すのではなく、そっと置いてあげるのです。

悩みは、結局のところ、自分で解決するしかありません。自分で生きていくしかないのです。

だから、そっと置いておくだけ。
あとは、子どもが手にとって自分の足で歩いていく姿をじっと見守るしかできない。それが親なのだと思います。

夜回り先生である著者は、子どもたちへのメッセージとして、こう言っています。

救いは自分の中にしかないし、自分で手に入れるしかないんです。


また、大人たちに向けたメッセージでは、こういったものもあります。

子どもが問題を起こしたときは、こころを開き、子どもたちへとともに、生きるのです。ともに悩み、苦しむのです。




本書は、子どもたちへ向けた、生きる力を取り戻すための、魂のメッセージです。後半部分は、大人たちへ向けたメッセージです。

子どもがどん底に落ちてしまったとき、まずは親が読み返し、親としての姿勢を固めた上で、そっと子どもの目のつくところに置いてあげたい本でした。



最後に、親も子どもも幸せになるために大切なこととして感じた、著者のメッセージを引用しておきます。


悩みは自分にこだわりすぎるところから生まれます。自分なんてどうでもいい。自分を使って、人のために何かできれば。それが幸せなんです。



大人たち、たった一度の人生、ゆっくりゆっくり歩きませんか。一時いっときをできるだけ小さく刻み、長く長く生きませんか。多くの出会いを楽しみ、多くの美しいものの前では、立ち止まり、多くの優しさには、深くふれ、ゆっくり生きませんか。



子どもたちが日々、自分たちの明日の姿として見ている大人たちが、幸せにならなければ、子どもたちも幸せにはなれない。
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