【レビュー】僕は自分が見たことしか信じない




タイトルに惹かれた。

でも、どうせ人気サッカー選手の本は売れるだろう、という考えで出版されたんだ、というひねくれた思いで買わなかった。気にはなるけど、避けていたんです。それが、Kindleでセールをしていたので、それを機会に読んでみました。

ごめんなさい。間違っていました。

意外、と言ったら失礼かもしれないが、これまで読んできたサッカー選手の本としては1番面白かった。

内田篤人選手の人柄が良いところも、そうでないところも伝わってくる人間味溢れる本です。辛い気持ちが吐露されているところなんかは涙が出そうになりました。だって、普段のインタビューなんかをみるとそういうことを言うタイプの選手じゃないですから。
また、「じょうぶな体に産んであげれなくてごめんなさい」という母親の手紙のくだりには親としてなんともいえない気持ちになります。

さらに、友だちのインタビュー記事や、記者の寄稿などがあり、本人以外からみた内田篤人、という視点からも楽しめます。

私はサッカー経験者だから楽しめた、という部分も多少あったかもしれないけれど、サッカーの専門的な話はほとんど出てこないのでサッカー日本代表や内田篤人選手に少しでも関心があるなら大変興味深く読めると思います。

私から見たら20代の若い青年が書いたもの、という先入観がありましたが、30代後半の私の心の琴線に響く内容がたくさんありました。

■引用

○僕は自分が見たことしか信じない

○うまくいかなくなったとき、僕は無理に気持ちを上げようとはしない。あえてへこむ時間を作る。2、3日、練習のときもちょっと落として、夜更かしして、それで腐るだけ腐ったら「よし、やるか!」って。考えるだけ考えて、「明日やるしかないんだ」「早く寝よう」ってなるまで考える。落ちるなら、一番下まで落ちればいい。そうしたら、あとは上がるだけ。今回の底はすごく深かったけれど、やっぱり底があった。

○一度決心してしまえば、あとは進むだけ。自分の決心したことは一切振り返らない。振り返って、後悔や逡巡するのは、何か月も迷って考えていた自分を否定しているようなものだ。そのときは全力で考えたんだし、この先のことは自分で切り拓くしかない。 リスクとチャンスは背中合わせだと思っている

○音楽を聴けば、当時のことを思い出す。わざと同じ曲ばかりを聴いて、そのとき自分が感じたこと、経験したことのイメージを曲に刻み込む。そして、いつか思い出したいときや、思い出さなければいけないときのために、準備する。


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