【読書メモ】「しないことリスト」のすすめ


よくビジネス書で見かけるしないことリストとは違う。本書でいう「しないことリスト」とは、効率化するためのリストではない。生産性や競争性をあげるためのリストでもない。することリストがいっぱいになり過剰な暮らしから「することを減らす」ためのリストのすすめなのだ。

■action
●引き算の暮らし
することをあきらめる暮らし、「ズーニー」
●やらなければいけないことはやるが、なるべく「したくないことはしない」暮らし
マニャーナ(明日できることは今日はしない→今を大事にする思想)
●相手も自分も急かさない暮らし

■印象に残った
映画「かもめ食堂」の一幕
「いいわね、やりたいことをやっていらして」
「やりたくないことはやらないだけです」
→したいことをする幸せではなく、したくないことをしない幸せ

■引用
○万のことは頼むべからず(徒然草)
○江戸の小咄
としより「いい若者がなんだ。起きて働いたらどうだ」
若者「働くとどうなるんですか」
としより「働けばお金がもらえるじゃないか」
若者「お金がもらえるとどうなるんですか」
としより「金持ちになれるじゃないか」
若者「金持ちになれるとどうなるんですか」
としより「金持ちになれば寝て暮らせるじゃないか」
若者「はぁ、もう寝て暮らしています」

■子育て視点の引用
○がんばる人間だけで一枚岩になろうとしてきた日本社会。しかし、そうじゃない人間がいたっていいじゃないかと、ぼくは思う。がんばれない人間やがんばらない人間を排除しない社会は、強い。•••多様な人がいる組織は鋼のように、たわみながらなかなか折れないのだ。がんばらない人やがんばれない人の、しなやかさや弱さを認められる社会であるべきだと思う。(『いいかげんがいい』鎌田實)
→最後の社会を「家庭」と置き換えたいと、直感的に思った。「がんばらない人やがんばれない人の、しなやかさや弱さを認められる家庭であるべきだと思う。」それは、子どもだけでなく妻も含めてである。

○効率性とか便利さというものは、じつは子どもから失敗するチャンスを奪うことを意味する。子どもたちは失敗を通じて学ぶもの。失敗こそが学びの機会。その機会を大人たちは奪ってきたわけだ。子どもたちが手間ひまをかけて試行錯誤するのを、辛抱強く待っていてあげられることが、もう大人たちにはできなくなっているのかもしれない。
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